ぴあぴあの創業、そして現代も活動を続ける理由の一つは、京都・伏見に残る古き良きものを保全し、現代での意味づけを与え、未来へとつむいでいくためです。
その「古き良きもの」の象徴が、およそかつての伏見市であり、桃山時代に城下町として栄えた、いわゆる伏見・桃山の旧市街地です。外堀(宇治川派流や濠川)に囲まれた区域に町家や酒蔵が並び、かつてのお城の防衛上の理由もあって道が細く入り組んでおり、結果として車が走りにくく、商店街が歩行者天国になっていて、ヒューマンスケールの町が残っています。
納屋町商店街は、まさにそんな伏見の旧市街地の中心部にあり、私たちが古き良きものを保全し、未来に向けて活性化したいと思う場所です。
平成25年頃から徐々に関係ができはじめ、現在では商店街とぴあぴあで手を携えながら、納屋町商店街を舞台にさまざまな未来志向の活動をしています。
【なやまち朝市】
地元の農家さんたちが出店する朝市。毎週月曜日の10時~12時、納屋町商店街/大手筋商店街の角で開催しています。
【なやまっち】
広報大使である「なやまっち」を通じた商店街のプロモーション、ゆるキャラの運営ほか。なやまっちのキャラ弁コンテストや、御香宮神幸祭に合わせて子供花傘パレードも開催しました。
【飲食イベント】
カレーなるイベント、こたつ(であったまる鍋料理)、地ビールなどなど、趣向を凝らした飲食系の集客イベントを開催してきました。これらの日はアーケードが人でいっぱいになります。
【インバウンド観光振興】
新しいお客さんを掴む試みであり、「コト消費」型の商品・サービスの充実を図る試みです。イベントとしては利き酒イベント、着物体験イベント、ロゲイニングまち歩きなどを開催してきました。多言語化したホームページや地図、タペストリなどで日本語がわからないお客様もおもてなししています。無料Wi-Fiも設置しました。
【お客様の安心・安全への取り組み】
休憩できるベンチの設置、走行自転車の降車啓発。