「キモノと染の技術、文化」~なやまち文化カレッジ

〇事業概要〇

商店街に潜在する文化、技術および、商店街の各店舗で販売する伝統工芸品に具現化している工芸職人の伝統技術などを講習会およびかわら版で一般に伝えることで誘客力の向上につなげ、地域商業全体の活性化を目指すもので、弊社は講習会の運営とかわら版の取材・執筆・編集を担当しました。

〇ご依頼主〇
納屋町商店街振興組合

〇弊社の担当業務〇
・文化講習会の企画運営
・かわら版の取材執筆編集

〇担当者のコメント〇
商店街の方々と会議を繰り返し、文化講演会を2回、かわら版を2回発行しました。

【文化講習会】
◆『日本酒の楽しみ方』
平成28年12月17日(土)15時~17時
講師: 山本晃嗣氏(山本本家取締役)
参加者数: 約30名

なやまっちラベルのお酒の製造元でもあり納屋町商店街とも縁が深い、山本本家の山本晃嗣氏を招き、伏見のお酒の特徴と、季節柄「熱燗」の楽しみ方を教えていただきました。

◆『キモノと染の技術、文化』
平成29年1月21日(土)14時~16時
講師: 高田 啓史氏(小紋屋高田勝主人)
話題提供者: 青沼みゆき氏(伝統色彩士)
中島久美子さん(着物アドミニストレーター)
参加者数: 約30名

講習会は遠方からのお客様も多く、共に満席となり、満足度の非常に高い講習会となりました。

【かわら版】
なやまちかわら版を2回発行し、周辺に配布しました。このかわら版では商店街の店主等による伝統文化や技術に関する特集ページ(結納文化、刃物技術、贈答文化、おばんざい文化、漬物文化、川魚文化)を設け、それぞれの店主を取材し、執筆し、写真撮影し、記事にいたしました。大変好評でした。商店街のお店にとっては新規顧客の開拓の機会となり、地域にとっては文化の発信と伝承の場となりました。