ぴあぴあに集う音楽仲間たち。室内で演奏するだけでは飽き足らず、いつしかすぐ角を曲がったところにある最寄りの商店街で毎月行われる手づくり市の片隅を借りて、音楽で賑やかしをするようになりました。これが竜馬通り商店街とぴあぴあとの接点の始まりです。

ぴあぴあには歴史好き、龍馬好きも集います。その中の数名が龍馬の衣装を着て、まち歩きなどを始めました。当然、竜馬通り商店街を通ります。

ぴあぴあには留学生も集います。留学生の多くは歴史情緒ある竜馬通りの景観が気に入り、安本茶舗さんやふじわらやさんには頻繁に訪問させていただきました。

そんなこんなで顔見知りが増えていく中、平成29年に商店街内にある観光土産店、「龍馬館」の引継ぎ手の募集があり、ぴあぴあが手を挙げて、ぴあぴあは竜馬通り商店街の組合員となりました。

幕末維新イメージのファサードと石畳、日中は歩行者天国になり、すぐお隣に酒蔵がたくさん、南詰は伏見城の外堀でもあった宇治川派流。そんな竜馬通り商店街は、ぴあぴあがまさに、古き良きものを残し、未来に活かしていきたいと考える対象そのものです。

おりしも竜馬通り商店街は、大変革の真っ最中でした。年に2,3件というペースでお店が入れ替わり、入ってくるお店の大半は飲食サービス業。「肉匠森つる」の森さんが京都最年少の商店街の理事長になり、新しい風を吹き込んでいました。ぴあぴあもそのメンバーに加えていただき、平成30年の下半期から、龍馬祭や歴史座談会などの歴史系や、SHABA1グランプリ、出会いバルなどの飲食系のイベントを開催する一方で、やや手薄だった事務仕事も引き受けるようになりました。令和元年にはぴあぴあの事務所も龍馬館内に移転しました。