春の夜の酒まつり

〇事業概要〇

2019年3月21日、伏見の酒蔵が一斉に蔵開きを行う日、納屋町商店街でもインバウンド観光振興の取り組みとして、外国人観光客をターゲットとした利き酒ブースを運営し、ミュージシャンやパフォーマーが賑やかす“日本酒屋台村“を作りました。会場には「伏見のお酒」や「納屋町と水と酒」をテーマとした説明看板を日本語、英語の二か国語で展示し、英語、中国語を話すスタッフがお酒や食べ物の説明を行いました。

〇ご依頼主〇
納屋町商店街振興組合

〇協力団体〇
国際文化交流OOKINI 他

〇弊社の担当業務〇

チラシデザイン
多言語での広報活動
多言語での資料製作
納屋町と水と酒をテーマとした原稿の執筆
利き酒トレイデザイン
利き酒ブースの企画運営
音楽ステージの企画運営
会場設営
報告書執筆

〇担当者のコメント〇
日本人向けのイベントを多言語化するのではなく、最初から外国人観光客をターゲットに絞って行ったイベントでした。英語と中国語で原稿を書いてSNSやHP、京都市観光協会のHPなどでも告知しました。情報は本当に観光客に届くのだろうか?興味を持ってくれるのだろうか?という不安をよそに、当日は200名以上の外国人の方に納屋町に来ていただきました(日本人はその10倍いました)。利き酒ブースは開店前から行列ができ、ようやく列がなくなったのは開店の2時間後。大成功でした。

迅速にお客様に利き酒をお出しできるよう、あらかじめオペレーションをシミュレーションし工夫を凝らしていたのが効を奏しました。

酒蔵の蔵開きは主に日本人がターゲットで英語広報などは行っておらず、また夕方には終わってしまうところ、納屋町は外国人観光客をターゲットとして英語話者を揃え、16時~21時まで開催、と補完的な内容としたことで、地域全体としてのおもてなし度合いも高めることができたと思います。